ドッグカフェに限った話ではないのですが、ドッグカフェの売上アップを望むのでしたら、まず真っ先に自店の独自性について考えてみる必要があります。

お店の独自性が重要なのです!

マーケティングの用語ではUSPと呼ばれることもありますが、他には無い、あなたのところ独自の何かのことです。

 

ドッグカフェの場合、カフェとして捉えれば、ドッグカフェであるだけで犬を連れて行けるという点で独自性がありますから、それだけで満足されている経営者(オーナー)の方が非常に多いです。

ですが、ドッグカフェのライバルは一般カフェではありません。

ドッグカフェのお客様は、場合によっては他の県からいらっしゃる方も多いくらいに行動的な方が多いです。

また、そのようなお客様は当然のように、いろいろなドッグカフェに行かれています。

 

ですから、他のドッグカフェと比べた時に、あなたの経営するドッグカフェならではの「何か」が重要になってくるわけです。

その「何か」つまり独自性が無いドッグカフェは売上アップは難しいでしょう。

伝え方の切り口が重要!

自店に何の独自性も無いという場合は、まず独自性を出せる何かを考えて作る必要がありますが、既にある場合も、あることに満足せず、その独自性をお客様方に伝える際の切り口が重要になってきます。

 

切り口です!

 

要するに、いかにインパクトのある伝わり方をするかを考えるということです。

ここでドッグカフェ以外での例をあげて説明しましょう。

10年以上前のことですが、とあるインディーズのミュージシャンがCDを売るにあたり、利益の一部を耳の聴こえない方々に寄付をするということをしていました。

インディーズというのは一般的なメジャーな会社からデビューしていない自費でCDを作って活動しているミュージシャンですが、そのミュージシャンは音楽を愛しているため、耳が聴こえないことは想像するだけで恐怖でした。

ですから、耳の聴こえない方々に音楽を通して何かを提供出来ないかと考えた末に出した結論が、利益の一部を寄付しようということでした。

 

これだけでは単に「いい話」で終わってしまいます。

 

ですから、伝え方の切り口を変えて、音楽と耳が聴こえないことが正反対に位置することから、CDを販売する際に「収益金の一部を寄付します」ではなく、「耳の聴こえない方のためのCD」と銘打って販売したのです。

CDは本来耳で聴くためのもの。

なのに、耳の聴こえない方のためのCDなんてあり得ないですし、「それっていったい何?!」となりますね。

 

結果、狙い通りテレビ局の眼にとまり、それがテレビ放映されることとなりました。

さらには、テレビ局が呼び掛けて耳の聴こえない方々をコンサート会場に集めてライブも開催しました。

すると、耳は聴こえなくても熱気は伝わるのか、集まった方々の中には涙を流して喜んだ方も多く、その様子がテレビで中継されたというわけです。

 

伝え方が変わるだけで与えるインパクトが大きく変わるという良い例ですね。

 

ですので、あなたのドッグカフェでも、自店の独自性を切り口を変えて、インパクトのあるような伝え方をすることが重要だということです。

もちろん出来ることならば先の例のようにテレビの眼にとまるくらいのインパクトがあれば言うこと無しですが、そこまで至らなくても、お客様たちが「え? 何それ? すごそう!」みたいになれば大成功です。

真似はやめましょう

手っ取り早く独自性を作る方法として、よく行われるのがライバルの真似ですね。

とあるドッグカフェで流行っている(お客様に好評)ことがあると、それを真似るドッグカフェの経営者(オーナー)さんもいらっしゃいますが、それは絶対にやめたほうが良いです。

 

たとえば、あるドッグカフェのフードメニューのウケが良いと聞いて、同じメニューを取り入れるとかですね。

あるお店が「ウニ丼」を提供していれば、それを真似して、さらには「究極のウニ丼」などという名前でインパクトを出そうという姑息な方法です。
(ウニ丼を提供しているドッグカフェがあるのかどうか知りません)

この方法は一見すると、今回の2つ目の話に合っていて、切り口を変えて「究極の」としたようで良い例のようにも見えますが、自滅行為だと思います。

 

先ほどもお伝えした通り、ドッグカフェのお客様方はいろいろなドッグカフェを知っています。

ですから、他の真似をすれば「あれは真似だよね」と噂になって評判を落とすことのほうが多いです。

 

これはメニューに限らず、イベントや全てにおいて言えることで独自性は絶対によそ様の真似をしてはいけません。

ほぼ間違いなくマイナスにしかなりませんから。

 

もちろん、真似をしても良いことはありますよ。

たとえば、接客の姿勢など、真似をするというよりも「見習うべきこと」は見習って真似ることは良いと思います。

ですが、あなたのお店の独自性は文字通り「独自性」なのですから、あなたご自身で必ず考えて下さい。

 

独自性の無いドッグカフェは、遠からず売上で苦しみますよ。